家庭 蒸留水

実際に家庭で蒸留水を作ってみたら

このページでは、実際に家庭で蒸留水を作ってみた時の
体験談を備忘録としても残すために、
書いておきたいと思います。

まず、一番最初に家で蒸留水を作りたいと言い出したとき、
はっきり言って家族の反応はいまいちのことが多かったです。
「またなんか面倒くさいことを言い出したぞ…」という、
苦り切った迷惑そうな、あきれたような雰囲気が
プンプンと漂うことになりました。

「どういうことをするの?」という問いかけには、
「もちろん自分一人でやるんだよね?」との
念押しが暗に含まれているの感じます。
プレッシャーです。
真っ先に協力を要請する望みは絶たれました。

でも、ここで蒸留水を家庭で作ることの大変さと、
常用的には意味がないことを明らかにできれば、
その先の蒸留水器メガキャットの購入の
話へとつなげられるという作戦でもあります。

そんな訳で、ある日の休日。
まずは、紙に簡単な設計図を書きます。

自宅にあった、一口コンロの可動性を利用して、
流し台の上に設置します。
その隣の、本来のコンロの設置位置が、
一段低くなっているので、
集めた蒸留水を、こちらへ流し込んで
キャッチします。

実験した時期が、冬場で室温が低かったため、
水蒸気ができやすい(見えやすい?)
環境であったことは、有利に働いたと思います。

一口コンロの上には、
中サイズ程度の片手鍋に水を入れて、
さらに、アルミホイルで煙突状に囲いを作って
水蒸気の霧散をなるべく防ぐ工夫をしました。

鍋の上で水蒸気を受け止めるのは、
底があまり深くない、浅めの形をしたボウルです。
なんの用途に使うものなのか、本当のところは知らないのですが、
我が家では、粉物を大量に混ぜるとき
などに使っています。

このボウルの内側に、
水蒸気が冷えて、蒸留水となって液体となり、
流れ落ちてくるための導線として、
アルミホイルで柵を設置しました。
完成したボウルは、タコ糸とガムテープで
流し台の上の、棚の扉に吊り下げて固定します。

本当は、さらにボウルの上に、
冷却材になるものを設置したかったのですが、
強度を解決する方法を思いつかず、
室温の低さに期待することにしました。


さて、実験の始まりです。
コンロに火をつけて、お湯が沸くのを待ちます。
大量に水蒸気を発生させるためには、
ぐつぐつと沸騰させる必要がありますから、
水の量はあまり多くしませんでした。

次第に水が沸騰してきて、
水蒸気が立ち上り始めると、
ボウルの内側がうっすらと曇り始めました。
しかし、まだまだ滴り落ちる感じには
ほど遠い様子です。

さらにしばらくすると、
お鍋のお湯がなくなってきてしまいました。
空焚きは危険なので、
すぐに水を補給します。
この時、別に沸騰させたお湯を入れれば
効率的だったのかも知れませんが、
結果的にこれが、怪我の功名になったのです。

水を追加して、沸かしなおしになったところ、
装置全体と、その周りの空気の温度が下がったため、
ボウルの温度も下がりました。
すると、付着していた水蒸気と、
立ち上る水蒸気が、効率的に冷やされることになって、
見る見るうちに、大粒の水滴ができてきました。

そうしているうちに、第二弾の沸騰が始まると、
水蒸気が追加されることになり、
ボウルについている水滴が、
徐々に流れ落ちていく状態になりました。

そこからは、時間との戦いで、
辛抱強く待ち続けることになりました。
なんだかんだで、一時間くらいはかかったでしょうか。
定期的に、蒸留水が滴り落ちる状態になりました。

事前にきちんと材料になる
水道水の量を量っていなかったのが失敗でした。
生産効率を計算できません。
実験の結果、2時間ほどで集められた蒸留水は、
約200ml程度でした。

集められた蒸留水はその程度でしたが、
室内に霧散した水蒸気が、
台所の壁や窓に張り付きまくって、
だらだらと流れ落ちるような
サウナ状態となり、
家族に「ほらみたことか」と
起こられる始末になってしまいました。

でも、私としては、こうなることは
想定内のことでした。
もっとやり方に工夫の余地はあったでしょうが、
家庭で蒸留水を作るということは、
かくも非効率で、危険性をともなうと
実践を通じて確認することができました。
そのことは、家族もわかってくれたみたいです。


さて、ここから蒸留水としてのメガキャット購入の話になります。
水を作る機器を買う。
そのことに、少なからず抵抗感を感じる人もいるでしょう。

特に水ビジネスには怪しいものも多いですから、
何だか面倒くさいことかなと警戒感を持たれることにもなりかねません。

しかしメガキャットの仕組みなら、怪しい契約はありませんから、
メーカーのHPを見せれば納得してもらえるはずです。

特に今は使用例の動画も公開されているので、
より理解を得られやすくなっていると思います。
私の場合は、原理を実際に見せてあげられましたので、
メガキャットを使う意味合いは
理解してもらいやすかったと思っています。

私の家族の場合は、いわゆる水ビジネスには抵抗はあるものの、
蒸留水の持つ魅力には、否定的な感覚はありませんでした。
購入者の感情として、
出来上がった蒸留水を「健康にいいですよ」と買わされるよりも、
自宅で作り出せることの方が、安心感があるものです。

そこで、メガキャットのような
優れた製品があるならば、前向きな検討ができるものです。


水のおいしさは意識していないと感じ取れないものです。

特に自分でお茶を入れたり料理をしない人には
その価値を感じる場面が少ないのも仕方が無いことかも知れません。


しかし安全性の追求は大切なことです。
きちんと説明して購入の理解を得る努力をしましょう。

一時の手間から逃げて蒸留水を逃してしまってはもったいなさ過ぎます。


せっかく手に入れた情報を活かさない手はありません。

実際に使ってみれば評価を得られることは実現済みですから、
ぜひお試しして欲しいところです。


実際に使った人たちの声を聞いていると、
安全性をもたらすことは同時に豊かさももたらします。

蒸留水を作る工程を経ることで、
水を使うということにより意識が向くようです。

家族の会話のきっかけにもなるということですね(^^)


健康のありがたさは普段はなかなか実感できません。

そこに大きく貢献してくれる要素のひとつとして
水のありがたさに備えておく価値はあると思います。

↓↓メガキャットの公式HPもぜひ参考にどうぞ↓↓





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