浄水器と蒸留水器、いろいろあるけれど、自分にとって使いやすいのはどれ?
浄水器にしても蒸留水器にしても、
使う目的は安心しておいしい水を飲みたいということ。
日本は世界でも有数の
水道水の安全性を誇りますが、
やっぱり不安面も残ります。
現在では水道管に限らず、
いろいろな設備の老朽化が
社会問題になっていますね。
さて、自分で出来る水の安全対策として、
ここではミネラルウオーターの購入は除外します。
このウェブサイトをご覧の方は、
蒸留水の作り方を
探してきた方々が多いでしょう。
また、浄水器を買うべきか、
蒸留水器の方が良いのか
迷っている人ではないでしょうか。
比較をする例として、
浄水器では一番有名な
ブリタの製品を見てみます。
一目見て感じることは、
通常の保水容器と同じように
手軽に扱えることです。
上部にフィルターが設置されており、
そこで水道水を浄化する方式です。
標準的なモデルの製品では、
1リットルの上水を作るのに
5分弱程度かかります。
フィルターはカートリッジ式で
2か月程度の使用が可能。
フィルターのランニングコストは
1か月当たり600円前後です。
蒸留水器には当サイトで一押しの
メガホーム社のメガキャットを例にします。
こちらは電気を使って水道水を沸騰させ、
発生した蒸気を冷やすという
蒸留の仕組みを必要とします。
そのために設備はやや場所を取ることになります。
炊飯器を出し入れする感じでしょうか。
メガキャットの標準的な製品では、
一度に4リットルの蒸留水を作ります。
蒸留には5時間程度かかるので、
空き時間にタイマーをセットするというような
使い方になると思います。
メガキャットの仕組みでは、
蒸留に加えて活性炭フィルターも併用します。
この活性炭の定期的な交換が必要なことと、
本体タンクの内部をクエン酸洗浄剤で
洗うことが推奨されています。
活性炭フィルターは1か月で交換、
1個当たり150円程度です。
クエン酸洗浄剤は粉末で提供されます。
500グラム入りで1980円。
やはり1か月程度での洗浄をします。
1回に使う量はスプーンに1〜4杯です。
一度購入すれば当分は使えそうですね。
ランニングコストとしては
大きな差はないと感じます。
水の作り方については、
短時間を取るか、一度に作れる量を取るか、
自分の使い方によって
評価が変わると思います。
水の味の評価としては、
どちらも十分においしい水が出来ます。
水道水特有の塩素臭さは
まったくしなくなります。
またいわゆる純粋はまずいと言われますが、
浄水や蒸留水は純粋とはまったく違います。
しっかりと水のおいしさが感じられつつ、
特徴のある味はしないので、
素材として優秀であると思います。
気を付けるべきは保存容器です。
せっかく作ったおいしい水も、
プラ容器の臭いが移ると台無しです。
また密閉性の低い容器だと、
やはり近くに置いたものの
匂いが移る場合があります。
浄水器と蒸留水器、どちらを選ぶのかは
結局、使い方によるということでしょう。
飲み水としてしか使わないのであれば、
浄水器が冷蔵庫にもしまうことが出来て
使いやすいと思います。
他にも料理に使ったり、
水を使う回数が多い人には
蒸留水をお勧めします。
一度にたくさんの量が作れれば、
他の容器に移し替えて
普段使いの飲み水にも使えます。
ただし置き場所には工夫が必要です。
ワンルームマンションなどでは
専用の置台を用意した方が良いかも知れません。
どちらを選んでも
おいしい水が飲めることには
間違いがありません。
私は蒸留の仕組みに魅力を感じているので
メガキャットを使って
蒸留水を愛用しています。
↓↓メガキャットの公式HPもぜひ参考にどうぞ↓↓