蒸留水 純水

蒸留水と純水はどちらも安全な水の定番です

蒸留水の作り方を調べて、当サイトを見つけてくれた方々には、
蒸留水を使いたいという思いのある人が多く、
その理由や背景には、日常的に使用する
水の安全性を求めることが同時にあると思います。

安心して飲める水を求めていろいろ探してみたところ、
たくさんの選択肢がある中で、
行き着いた答えが蒸留水だったという、
ひとつの結果があり、さらに詳しく知りたいと、
考えることは自然な流れだと思います。

そうした結論にたどり着く調べ物の作業の途中では、
他のさまざまな情報にもめぐり逢います。

その中に、純水というものも無かったでしょうか。

蒸留水も純水も、どちらも水に含まれる不純物を除去したものとして、
一般的に高い知名度があると言えます。



蒸留水と純水の違いについて、
改めておさらいしてみましょう。

蒸留水は、その名の通り水を一度蒸発させることで、
源水に含まれる混入物を取り除き、
きれいな水を手に入れようとする作り方によるものです。

水をいったん気化させることで、
多くの混入物をほぼ確実に取り除くことが出来ます。

一方の純水は、主に化学的な処理を用いて
不純物を除去する手法によって作られたものです。

浸透膜を使ったり、薬品による化学反応を利用して、
特定の不純物を排除するというような方法がとられます。

特に最近では処理方法の技術が進み、
様々な形で純水を作る研究がされています。

イオン交換、溶媒抽出などが代表的なもので、
近代的な高度化された技術の賜物と言えます。

純水を作り出す行程では、
水に溶解している不純物も取り除くことが出来るので、
蒸留水の作り方に比べてより純粋な水だと言えると思います。

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しかし、純水を作る処理方法には、
最新の設備や特殊な材料などを必要とすることから、
一般家庭において作り出すことは困難です。

また、そのような機器も家庭用には提供されておらず、
純水の用途も家庭向けのものではありません。
純水は確かに安全な水なのですが、
あまりにも純粋すぎるために、かえって飲料用としては
不味く感じてしまいますし、
場合によっては体に害を及ぼす可能性もあります。

これは、水の味が含まれるミネラルなどに左右されるもので、
蒸留水の作り方ではそこまで除外されないのですが、
そうしたものまで排除してしまう純水は、
飲料用に適さないものとして、通常は提供されませんし、
あるとしても飲用は禁止されているでしょう。

純水は科学実験や医療用に用いられるものであり、
日常の中で用いられる蒸留水とは
性質が全く異なるものと考えるべきです。


そのために、比較的手軽に自宅で作り出すことが出来る
蒸留水の価値が高いのだと思います。

蒸留水の作り方が簡単で、飲料としても安心して用いることができる、
安全性を保った水の最適解であると言えます。

より完璧を求めるのであれば、
蒸留水の作り方に併用して、ろ過フィルターを使用した浄水器などを用いれば、
水に溶解した不純物も除去できるので、
家庭用としては最高の組み合わせになると思います。

あまり神経質になりすぎるのも注意するべきですが、
蒸留水器で作った蒸留水を、
浄水器に移し替えて保管・使用するという方法は、
面倒でなければありだと考える人もいるでしょう。


最後に、水の浄化に用いる機器について。

一般家庭で使う製品では、使いやすさと安全性が求められます。

特に最近では製造物責任法などの存在もあって、
かなり安全基準に対して余裕を持った製品作りがされています。

国内向けのものではよりこうした特徴が顕著であり、
そのおかげで安心して使えるようになっています。
もちろん、メガキャットもその中のひとつです。

蒸留水器の作り方として定番のメガキャットでも
このことは例外ではなく、極力単純機器の構造と、
簡単な手順で使えるように工夫されています。

家電として日本国内で定着するためには、
より厳しい対策が求められることを
きちんと理解した結果だと思います。


将来的には身近で使える純水製造機が登場するかも知れませんが、
飲料用としての蒸留水の作り方においては、
蒸留水器に需要が求められるところで、
似ている言葉の響きであるものながら、
まったく別の分野で用いられるようになるでしょう。

日本の上水道は一定レベルの安全性がありますから
そこまでの需要があるのかどうかはわかりませんが、
こだわる人には求められます。

近年では水道管の老朽化の問題などもあり、
水道水の安全神話も怪しくなってきていますから、
自ら安全対策を施し、自衛する必要性も高まっています。


蒸留水と純水の違いについて、
大まかに特徴などを書いてみました。

ちょっとまとまりがなくなってしまったので、
読みづらかったらごめんなさい。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
折を見て適宜、加筆修正したいと思います。

↓↓公式HPもぜひ参考にどうぞ↓↓





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