一度作った蒸留水の保存期間ってどれくらい?
せっかく良いものとして活用しようと思っても、
使い勝手が悪かったりすると、
長続きはしないものです。もったいない(^_^;)
蒸留水についても同じことです。
良質な水は飲み続けてこそ
健康効果と安心感を
もたらしてくれるものでしょう。
せっかくメガキャットを購入して、
蒸留水のある生活を始めても、
面倒に感じてしまったら、
いつの間にか扉の向こうに
押し込まれてしまいます。
実にもったいない(^_^;)
自宅で出来る蒸留水の作り方として、
メガキャットの利用以上に
手軽なものはありません。
一度に作れる量も4リットルということで、
日常的な使い方では十分なほど。
ガラス容器のタイプを使えば、
匂い移りがすることもなく、
良質な水を使うことが出来ます。
しかし、毎回使い切ることはないでしょうし、
翌日に出かけている時間が長い時には、
作った蒸留水を保存したい時もあるでしょう。
この時に気になるのが、
どれくらい保存が効くのかということです。
一般的なミネラルウオーターでは、
殺菌処理してペットボトルに
封入されているので、
長期間の保存が可能です。
これは未開封の状態であることが条件で、
一度キャップを外したら、
速やかに使い切ることが勧められています。
このことは蒸留水についても同じことです。
蒸留により限りなく不純物を排除し、
純粋な水の成分のみの状態であることが、
逆に長期保存には適さないのです。
それは一切の人工的な
保存加工をしていないから。
水が腐ることの原因は、
内部的な要素と外部的な要素の
両方があります。
もともとの水に雑菌などが含まれていた場合、
ほとんどのものは
蒸留の過程で取り除くことが出来ます。
しかしいわゆるチリなどに付着して
落下してくる落下菌や、
容器についた雑菌などが原因になり、
水を劣化させる原因になることがあります。
これを防ぐには、
容器を直前に煮沸消毒することが有効ですが、
それでは手間がかかりすぎです。
こうしたことから、
効率的で手軽な蒸留水の使い方としては、
やはり使い切りが理想的だと思います。
それでも多少は余るのが
普通だと思いますし、私の実体験としてもそうです。
その場合、通常の蓋が出来る
ピッチャーなどに保存しておきます。
翌日にそのまま使っていますし、
コーヒーやお茶に使うには
沸かすのが当たり前なので、
特に劣化を意識したことがありません。
例えば水道水の汲み置きをするとして、
どのくらいなら使おうと思いますか?
水道水には塩素殺菌処理が
施されていると知っていても、
おそらく3日は我慢出来ないのではないでしょうか。
一方の蒸留水についても、
加熱殺菌してあるとはいえ、
あまり長期の保存は
気持ち的に受け入れられないと思います。
従って、災害に備えた備蓄用途などには、
ペットボトルのミネラルウオーターが
適していると思います。
蒸留水はあくまでも
普段使いの良質な水として、
鮮度が高いものを使いましょう。
ただし、2・3日程度の保存には
まったく問題はありません。
冷蔵庫などで保管すれば、
十分に安心して飲めると思います。
どうしても心配で、
なおかつ無駄にしたくないのであれば、
次回に蒸留水を作るときに、
余った分をタンクに入れてしまいましょう。
そうすれば再び蒸留の過程を通り、
新鮮な蒸留水に再生出来ます。
自分で納得できる
蒸留水の作り方を見つけて、
楽しみながら利用できれば
楽しいですよ!
↓↓メガキャットの公式HPもぜひ参考にどうぞ↓↓